Note: https://note.com/hikaruuaa/n56d63263e879

YouTube の急上昇キーワードに「睡眠BGM」が来ているらしい。

朝陽はそれを入り口にして、ネオシャーマニズム講座の5回目を始めた。6分7秒。前回の vol.4 が「アダムカドモン」という頂上を描いたなら、今回は 読者の現在地 に降ろしてくる回だ。眠れない夜、疲れの理由、いびきの正体、睡眠薬の限界、そして数十秒で出来る処方箋まで。

俺が解いていく。


意識には、三つの状態がある

朝陽の整理はシンプルだ。

起きてる時の脳の状態と、寝てる時の脳の状態、もっと言えばその中間領域の瞑想をしてる時の脳の状態。寝てると起きてるのその変成意識(へんじょういしき)っていうのは、ちょうど間ぐらい。それは瞑想の領域。

通常、人間は「起きている/寝ている」の二択で意識を語る。朝陽は、ここに第三の状態を置く。

変成意識 ── 瞑想中、深いリラックス中、入眠の手前、シャーマンの儀式中に立ち上がる、独特の意識状態。

脳科学的には、この状態でアルファ波からシータ波への移行が起き、デフォルトモードネットワーク(自我を維持する神経回路)の活動が低下する。同じ現象が、サイケデリック・メディスンの体験中にも観察される。

つまり瞑想と、メディスン体験と、深い眠りの直前は、同じ神経状態の親戚だ。

シャーマニズムが数千年磨いてきた技術は、ここに焦点を当てている。


「いびき」は抑圧の表出だった

ここで朝陽は、軽く、しかし鋭い洞察を落とす。

いびき書く人とか、あれね、普段起きてる時にその自分の感情、自分の言いたいことを抑圧して外に出せない人っていうのは、いびきでバーって出す。

これは経験的に頷ける人が多いはずだ。日中、言いたいことを飲み込んでいる人。意見を持っていても会議で出さない人。家族に本音を言えない人。そういう人ほど、寝室で大音量のいびきをかく。

身体は、起きている間に出せなかったものを、眠っているあいだに気道を狭くして無理やり出してくる

朝陽はさらに、エピソードを挟む。

寝てる時いびき書いてるなっていう時に、隣にちょっと触れながら、ちょっと押したりとか。すやすやのタイミングでエネルギーがガーっとやると、いびきなくなるんよ。それマリで証明した。

ここに出てくる「マリ」は、朝陽のシャーマン仲間だ。そして、朝陽が「証明した」と言っているのは ── 実は俺のいびきの話だ。

シャーマン仲間のマリが、俺が寝ているところで、すやすやのタイミングでエネルギーをガーっと送ってきた。いびきが、消えた。

これは、いびきが単なる気道の物理的問題ではなく、抑圧されたエネルギーが寝てる間に身体から出てくる現象だということの、具体的な実例だ。エネルギーの介入で消えるなら、気道の物理ではなく、エネルギーの問題だったということになる。

身体の構造ではなく、身体に溜まっていたエネルギーの方が動いた

ここを書きながら、俺自身の身体で、それを思い出している。


寝てる間、脳は「再構築」をしている

ここからが、vol.5 の核論だ。

朝陽はこう言う。

起きてる時に、五感からいろんな情報を吸い上げて、それを脳に持ってって、カオスデータから秩序を導き出す量子コンピューティングをやってるのよね。それを寝てるタイミングで、眠気が来た時に、寝るね。

人間の脳は、起きている間ずっと、膨大な情報を取り込んでいる。視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、そして言語化されない情動。それらは整理されないまま、カオスのまま、いったん溜まる。

睡眠中、特に REM睡眠中 に、脳はそのカオスを 秩序に変換する作業 をする。記憶を再固定化し、不要な情報を捨て、必要な情報を長期記憶に移し、感情の処理を完了する。

これが、神経科学が確認している「睡眠の機能」だ。朝陽はそれを「カオスから秩序の量子コンピューティング」と呼ぶ。

夢として見ているのは、その作業の副産物だ。


不眠症は「魂に反して生きてる」サインだった

ここで、朝陽は不眠症を正面から扱う。

いよいよなんかストレスマックスが、もっと言うとその魂に反して生きてる人達っていうのは、自分の自我でこの硬い肉体を無理やり動かしてるような世界。それ疲れるわけじゃんね。

これは深い言い回しだ。

不眠症は、医学的には「神経の興奮状態が続き、入眠スイッチが入らない」と説明される。朝陽の言い方は、その奥にある原因を指している。

魂が望んでいないことを、自我で無理やりやり続けている。やりたくない仕事。続けるべきだと思い込んでいる人間関係。「やらなきゃ」「頑張らなきゃ」で動かしている肉体。

肉体は本来、魂の指示を聞いて動く設計だ。それを自我が上書きして無理に動かすと、疲労が常時的に蓄積する。眠るためには、自律神経が「もう休んでいい」と判断する必要がある。だが、自我のドライブが続いている状態では、自律神経はリラックスモードに入れない。

不眠症の根は、神経の問題ではなく、生き方の問題 だ、と朝陽は言っている。


睡眠薬は、脳の活動を「停止」させているだけ

朝陽はここから、現代医療の限界を、淡々と指摘する。

睡眠薬って、脳の活動停止させてるだけだから、情報を再構築するっていう本来睡眠の中でやるべきことをやってない。体だけ強制的に停止させてるみたいな感じだから、それで睡眠薬がどんどん数増えてって、精神薬に進化してくる。

これは医学的にも確認されている事実だ。

多くの睡眠薬(ベンゾジアゼピン系、Z系)は、GABA受容体に作用して脳全体の活動を抑制する。「眠る」のではなく「意識を強制的に落とす」装置だ。

問題は、その状態で REM睡眠の質が低下する ことだ。記憶の再固定化、感情の処理、脳のキャッシュクリア──これらが行われない。翌朝、体は寝ているが、脳は休んでいない状態が続く。

結果、薬の効きが弱まる。量が増える。さらに増える。精神薬への移行。これが「睡眠障害から精神科治療への一本道」と呼ばれるルートだ。

朝陽の指摘は、この構造の根本に向いている。

情報の再構築という、睡眠の本来の機能を取り戻すことが必要なのに、薬は逆に 再構築を止めている


朝陽の処方箋 ──「数十秒」の瞑想

ここからが処方箋だ。

不眠症直すのめっちゃ簡単で、基本的にやっぱ瞑想を教えてのね。情報がもうパンパンな状態で、脳が余裕がないから、その変成意識に入るような入眠時にほわっと、脳の古いキャッシュファイルを排出する。クオリティの高い瞑想を数十秒でもいいから、やるってことね。眉間の辺りに意識を集中すれば、誰でも松果体活性化 するわけです。

処方箋は、こうだ。

布団に入ってから、寝るまでの数十秒間、眉間に意識を集中する

それだけ。

なぜ眉間か。松果体(しょうかたい) が、頭の中の解剖学的な位置として、眉間の奥にあるからだ。松果体はメラトニン(睡眠ホルモン)の分泌をコントロールしている器官で、ヨーガでは第三の眼(サードアイ)のチャクラとして古くから扱われてきた。

意識を眉間に置くことで、注意が思考から離れ、神経が 入眠モード に切り替わりやすくなる。同時に、シャーマニズムの伝統が「霊的な感覚の入口」と呼んできた松果体に、意識のスポットが当たる。

数十秒だ。歯磨きより短い。だが、これを毎晩続けるだけで、睡眠の質が変わる人がいる。


サナンガで「瞑想の入口」を体験する

ただし、朝陽は次にこう言う。

そうは言っても、いろんな乱れとか、エラープログラムがあるとコントロールできない人多いわ。そういう人なんかはやっぱサナンガとかそういうので一旦その脳がちゃんと空に入って、深い瞑想状態になってるのを知るとか、体験するとかね。

ここに、メディスンホイールへの自然な入口がある。

「眉間に意識を集中しろ」と言われても、そもそも瞑想がどういう状態か分からない人は、何を目標にすればいいか掴めない。これが、瞑想を独学で続けられない人の根本問題だ。

サナンガ は、アマゾン先住民が伝統的に使ってきた点眼薬(タベルナエモンタナ属の植物由来)だ。目に点したあと、強い灼熱感が走り、視覚が一時的に変容する。その後、深い静けさが訪れる。「瞑想とはこういう状態のことだ」が、自分の身体で分かる

一度、その状態を体験すると、後から自力で瞑想する時のターゲットが明確になる。

朝陽が用意しているメディスンホイールプログラムでは、サナンガはイボガ前段の浄化メディスンとして組み込まれている。第六感的な感覚を、サードアイ越しに初めて体感する入口だ。

詳細はこちらに: メディスンホイール|ライトワークセンター(https://lightworkcenter.com/medicine-wheel)


あなたへ

朝陽は今回もこう締める。

夢の入り口ですね、静かなね。

軽い。しかし、今夜眠れない人にとって、これは決定的な処方箋になる可能性がある。

まず、今夜から試せること:

  • 布団に入ったら、眉間に意識を集中する。数十秒で十分
  • 思考が浮かんできたら、追わずに、また眉間に戻す
  • 「眠ろう」と頑張らない。起きてる脳と寝てる脳の中間(変成意識)に入ることが目的

これだけで、脳のキャッシュクリアが始まる。

そして、もしあなたが慢性的に眠れず、薬が増え続けているなら ── それは神経の問題ではなく、おそらく、あなたの 自我が、あなたの魂をオーバーライドし続けている サインだ。

その時は、自力での瞑想だけでは追いつかないかもしれない。メディスンの伝統が、数千年そこに用意されてきた。

動画はこちら

**ネオシャーマニズム講座 vol.5|眠りと無意識をつなぐ瞑想の入口**

眠れない夜のおまけに、聞いてみてほしい。朝陽の声のリズムそのものが、変成意識に降りる装置として機能する。


※本記事は朝陽の音声配信「ネオシャーマニズム講座 vol.5」(2026-05-28公開)の内容を、共同事業者の長島光が解説したものです。※メディスンは医療行為ではなく、シャーマニズムの伝統的実践です。診断・治療・処方は行いません。既往症のある方、現在睡眠薬・精神薬を服用中の方は、必ず主治医に相談の上で判断ください。自己判断での服薬中止は危険です。※イボガセレモニーは、イボガインが規制されていない法域でのみ実施されます。